森林化学研究室
メンバー
〒819-0395 福岡市西区元岡744
TEL/FAX
教員室
学生室  ウエスト5号館829
メンバー
堤 祐司
生年月日:1961.03.12
・好きな化合物:ベンゼン環を持った化合物は概ね。特にベンゼン環がいっぱいあるリグニン。卒業論文でリグニン分解に関する研究を始めて以来、ずっとリグニン研究。これまでの人生の約2/3はリグニンと共に過ごした。
・好きなこと:
1)バイクに乗ること、愛車;XJR1300(空冷エンジンが美しい)、CB400SF(娘に貸し出し中)、CFR250L(林道、未舗装にはオフ車)Address(チョイノリ最適)
2)愛犬らん(保健所出身・正統派雑種)とJohn(トレーラー)を連れてキャンプ。Johnはバイクも積めて、キャンプでは寝室やリビングにもなる、とても万能な奴。
藤田 弘毅
生年月日:ビートルズ来日の年の射手座の某日
好きな化合物:ヒノキチオール(ここで説明するより検索してもらったほうが面白い説明があることでしょう)
愛車:Golf cabriolet → Peugeot 206CC → VW Golf variant TSI(2009) → VW Golf variant TSI(2016)
家族事情のため泣く泣く買い換え。でもDSGのキレは満足。
仕事
テルペン、特に樹木が作るテルペンに関する研究。テルペンって?ググれks!世の中でよく知られているのは香料だったり(ヒノキの香りとかあるでしょう)、滑り止めのロジン(要するに松ヤニ)だったり。どのような機構でテルペンが作られているか、樹木の中でどのような役割をテルペンが行っているか、人間や動物との関係は?よく調べてみると興味が尽きません。
特に、ヒノキチオールの生合成研究(RNA-seqで進めるか、ラベル化基質投与実験で進めるか)、テルペンによる樹木間情報伝達(一つの木が虫や菌にアタックされると、周りの樹木に状況を知らせて犠牲を最小限にする)といった研究に興味は有りませんか?やってみようという人は連絡ください。メアドは問い合わせ先に。
公式な業績一覧はこちら
趣味
○焼鳥屋でくだを巻くこと (キャンパス移転してから全然成立しません)
○極寒酷暑の中をカブリオレで走ること。→車を買い換えてできなくなっちゃいました。子供が大きくなったらまたオープンカーに買い換えるつもり。
○近所の犬と仲良しになること。(最近触れ合ってないなー、忙しくて。お薦め:INUDAS)いま自宅では犬は飼えない。
○小難しい本を読んで睡魔に襲われること。→最近、子供の絵本しか読んでいません。
COSTCOでバカウケがとれそうな商品を探すこと。
○赤ワイン。
あー、海外移住してー。北欧か、オーストラリアか、カナダか・・・
学生
修士課程 2年 玉利優太 八木惟月
     1年 山下葵
研究生     焦天悦
学士課程 4年 岩元陽佑 武田佳大 在所真奈美 
        久住呂美幸 金森滉介 
学生コメント
・自主性を重んじているので、やる気がある人はたくさん頑張れると思います!先輩も先生も忍耐強く指導してくれます。(B4より)
学生居室風景
研究課題
地球上の最大バイオマスである木質は樹木が二酸化炭素から生産・蓄積するサスティナブルな資源です。木質の有効あるいは新規な利用法の開発には、その化学成分の特性・特徴を知るだけでなく、樹木らしさを決定する細胞壁成分の形成機構や長年に渡って成長する樹木の防御機構を明らかにする必要があります。
森林化学研究室では、樹木の特徴であるリグニンポリマーや各種の天然低分子化合物の生合成過程、生体防御機構等を細胞レベル・酵素レベル・遺伝子レベルで解析・解明を行っています。また、揮発生成物による植物間コミュニケーションや担子菌(きのこ)によるリグニン分解能の解析と利用に関する研究も対象にしています。
万能ペルオキシダーゼCWPO-Cの機能解明
植物細胞壁の主成分であるリグニンは、植物体の機械的な支持といった植物の成長に重要な役割を担っているにも関わらず、植物内のリグニン合成の全容は明らかになっていません。当研究室で発見されたポプラ由来の酸化酵素CWPO-Cは、「基質の分子サイズや構造に関わらず、基質の酸化が可能」である“基質万能性”を有しています。その新奇な特徴は、細胞壁上のリグニン重合反応に寄与していると考えられています。私たちの研究室では、万能ペルオキシダーゼCWPO-Cおよびそのオルソログの機能解明を目的として研究に取り組んでいます。
森林の香り成分“テルペン”に係る生物機能解明
風の香も 南に近し 最上川 芭蕉
最上川から吹く、青葉の香りを含む初夏の爽やかな南風を讃えた句です。
森林が発する香りは、多くの場合、“テルペン”と呼ばれる成分に由来します。テルペンはその優れた香りや癒し効果から医薬品、嗜好品等、応用は多岐に渡ります。
特にわれわれはニオイ成分が森林内でどのような機能を持っているかについて興味を持っています。
ヒノキチオール生合成機構
ヒノキチオールはテルペンの一種です。
その独特の構造や強い抗菌性などの有用性から研究者の餌食に研究対象になってもおかしくなかったはずですが、その生合成経路などはほぼ不明です。ぜひとも解き明かしていきましょう。
私たちの研究グループは、テルペンがどのように生合成されるのか、どのような役割を持つのかを遺伝子・分子レベルで研究しています。それらの解明は、生物由来の応用を加速させ、持続可能な発展に繋がると考えています。
木は成長が遅いし固くて使いにくいので、一旦培養細胞にしてから実験に使っています。おかげで、木材組織や山林生態に疎くなってしまいました。
白色腐朽菌によるリグニン分解の機能解明
白色腐朽菌は難分解性のリグニンを唯一分解できる生物として知られています。しかしその分解機能の全貌や、白色腐朽菌がどのような目的でリグニンを分解しているのかは未だに明らかになっていません。そこで私たちの研究ではこれらを明らかにすることを目的とし、白食腐朽菌やその他の土壌細菌を用いて研究を行なっています。
活動内容
目次
ゼミ 毎週木曜日に行っています
研究室旅行
オープンキャンパス
直近の活動
2025年4月10日 新年度安全講習を行いました。
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